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猫好きなら一度は行きたい!日本の猫島5選|猫に会える島を紹介
猫好きなら、一度は聞いたことがあるかもしれない「猫島」。
島を歩けば、港の近くに猫。路地裏にも猫。ひなたでゴロゴロしている猫。
そんな夢のような島が、日本にはいくつもあります。
ただし、「猫島」は正式な名称ではありません。
猫が多く暮らしていたり、猫との共生で知られていたりすることから、いつしかそう呼ばれるようになった島たちです。
今回は、自治体や公的な観光情報で猫との関わりが確認できる島を中心に、日本の「猫島」をピックアップして紹介します。
最後には、おまけで海外の猫スポットも少しだけ紹介するにゃ。
日本にある「猫島」と呼ばれる島
今回紹介するのはこちら。
- 田代島|宮城県石巻市
- 相島|福岡県新宮町
- 藍島|福岡県北九州市
- 佐柳島|香川県多度津町
- 真鍋島|岡山県笠岡市
どの島も、猫だけを見るためのテーマパークではありません。
そこで暮らしている人がいて、島ならではの歴史や文化があります。
猫に会うことを楽しみつつ、ひとつの島を旅する気持ちで訪れてみてくださいね。
1.田代島|宮城県石巻市
日本の猫島として、特に有名なのが宮城県石巻市の田代島(たしろじま)です。
石巻市も公式に「猫の島」と紹介しており、島内には多くの猫が暮らしています。
昔は猫の行動を見て漁の良し悪しを判断していたともいわれ、島の中央には猫を祀った「猫神社」もあります。
この猫神社は、2009年に国土交通省の「島の宝100景」に選ばれています。
参考:石巻市「田代島」
猫だけじゃない、島そのものも楽しみたい
田代島は、コバルトブルーの海に囲まれた自然豊かな島です。
島内には「マンガアイランド」もあり、猫だけでなく自然や島時間をゆっくり楽しめます。
猫神社を訪れたり、島を歩きながら猫と出会ったり。
「猫島らしい旅」をしたい人には、まず候補に入れたい島ですにゃ。
参考:石巻市「田代島の紹介」
2.相島|福岡県新宮町
福岡県新宮町の相島(あいのしま)も、猫好きに知られている島です。
新宮町の離島振興計画でも、猫を目当てに多くの観光客が訪れていることが記されています。
島では「相島猫の会」が、飼い主のいない猫へのTNR活動や給餌、医療ケア、不妊去勢手術の手配などを行っています。
ただ猫が多いだけではなく、地域で猫を見守る活動が続けられている島でもあります。
参考:新宮町「相島猫の会」
福岡市内から比較的アクセスしやすい
相島は、新宮漁港から町営渡船で約20分。
島内には歴史ある積石塚群や、島のシンボルとして知られる「鼻栗瀬」などの見どころもあります。
猫に会いながら、海辺の散策や島歩きを楽しみたい人にも向いています。
3.藍島|福岡県北九州市
同じ「あいのしま」という読みでも、こちらは北九州市の藍島です。
北九州市の市政だよりでも「猫の島」として有名と紹介されています。
島には釣りや海水浴を楽しめる場所があり、北端の「千畳敷」や藍島遠見番所旗柱台など、猫以外の見どころもあります。
小倉から船で行ける猫島
藍島へは、小倉から市営渡船でアクセスできます。
島を歩きながら猫に会えるだけでなく、釣りや史跡めぐりも楽しめるのが魅力です。
訪れる場合は、季節によって時刻表が変わることがあるため、事前に北九州市の公式情報を確認しておきましょう。
4.佐柳島|香川県多度津町
香川県多度津町の佐柳島(さなぎしま)も、猫好きに知られている島です。
香川県の観光資料でも、「島内をちょっと歩けば猫に遭遇」と紹介されています。
また、香川県の資料では、島民よりも多くの猫が暮らすことから「ネコの島」として話題になっているとも紹介されています。
参考:香川県「高見島・佐柳島」
猫へのむやみなエサやりは控えよう
香川県の資料では、猫にむやみにエサを与えないことや、キャットフードの袋や缶を持ち帰ることも呼びかけています。
猫がたくさんいると、つい何かあげたくなるかもしれません。
でも、島には島のルールがあります。
猫と島の暮らしを守るためにも、現地の案内に従って楽しみたいですね。
5.真鍋島|岡山県笠岡市
岡山県笠岡市の真鍋島(まなべしま)も、猫との出会いを楽しみに訪れる人がいる島です。
笠岡市の観光資料でも、真鍋島に猫がいることが紹介されています。
ただし、自治体が田代島のように明確に「猫の島」と位置づけているわけではありません。
そのため、「猫島」として知られている島のひとつ、くらいの感覚で訪れるのがよさそうです。
参考:笠岡市「またたび笠岡。」
昔ながらの島の風景も魅力
真鍋島は、昔ながらの漁村の風景が残る島としても知られています。
猫だけを探して歩くより、島の路地や港をのんびり散策しながら、その途中で猫に出会えたらラッキー。
そんな楽しみ方が似合う島かもしれませんにゃ。
猫島を訪れるときに気をつけたいこと
猫島へ行くなら、猫と島民の暮らしを邪魔しないことが大前提です。
勝手にエサをあげない
猫がたくさんいると、おやつを持っていきたくなるかもしれません。
しかし、島によってはエサやりを禁止・制限していたり、地域で給餌を管理していたりする場合があります。
現地のルールを確認し、勝手なエサやりは控えましょう。
猫を追いかけ回さない
写真を撮りたい気持ちはわかります。
めちゃくちゃわかります。
でも、逃げる猫を追いかけたり、無理に抱っこしたりするのはやめましょう。
猫から近づいてきてくれたら、その時間をそっと楽しむくらいがちょうどいいです。
島はテーマパークではなく生活の場所
猫島は、猫のためだけに作られた観光施設ではありません。
そこには毎日生活している島民がいます。
私有地に勝手に入らない、大声を出さない、ゴミを持ち帰る。
当たり前のことですが、猫に夢中になると忘れがちなので注意したいところです。
おまけ|海外にも猫で有名な場所がある
猫が多い場所は、日本だけではありません。
海外にも、猫との風景で知られる島や街があります。
マルタ共和国
地中海に浮かぶマルタは、街中で猫を見かけることが多い国として知られています。
島のあちこちに猫の姿があり、地域で世話をされている猫もいます。
マルタ大学が2025年に発表した調査では、国土1km²あたり316.46匹という猫密度が報告されており、世帯の25.4%が少なくとも1匹の猫を飼っているそうです。
「海外の猫旅」をするなら、一度は候補に入れてみたい場所です。
参考:University of Malta「Feline Affection study」
キプロス
地中海のキプロスも、猫との関わりが深い地域として知られています。
島内では多くの猫を見かけることがあり、猫好きの旅行先として名前が挙がることもあります。
その由来をたどると、アクロティリ近郊にある「聖ニコラウス・トン・ガトン修道院(通称・猫の聖ニコラウス修道院)」にたどり着きます。4世紀、コンスタンティヌス帝の母ヘレナが毒蛇駆除のためエジプトやパレスチナから数百匹の猫を島に運び込んだというビザンツ時代の伝説が残っており、これがキプロスと猫の深い結びつきの原点とも言われています。
実際、キプロス政府は2025年、野良猫の数が人口(約100万人)に匹敵する規模になっているとして、不妊手術予算を10万ユーロから30万ユーロに増額すると発表しました。
ただし、日本の「猫島」のようにひとつの小島に猫が集中しているというより、国や地域全体で猫との距離が近いイメージです。
参考:Washington Times(AP配信)「An estimated 1 million cats prowl Cyprus」
猫島は、猫と島の暮らしに会いに行く場所
日本には、猫との風景で知られる島がいくつもあります。
田代島のように自治体が公式に「猫の島」と紹介している場所もあれば、口コミや観光客の間で猫島と呼ばれるようになった場所もあります。
でも、どの島も共通しているのは、猫だけが暮らしているわけではないということ。
猫がいて、人がいて、島の暮らしがあります。
猫に会えたらうれしい。
会えなくても、のんびり島を歩いて帰る。
それくらいの気持ちで訪れるのが、猫島のいちばんいい楽しみ方なのかもしれません。
そして猫に会えた日は、もう大当たりですにゃ。